薄荷さんのよもやまブログ

ツエーゲン金沢のサポーターで近年はジャ〇-ズにもハマってるくせに、メインは食い物記事ばかりと言われているヲタク人間のブログです

金木犀の香る頃

ヤフーのアバターサービス、終わっちゃったんですね。
なのでピクシブとかツイッターで使ってる画像を張り付けました。
現在の私の髪型はロングなので自画像じゃないんですがね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

月曜日から木曜日まで愛知県の弟のところに行ってました。
弟の嫁さん、Aちゃんのお母様のお葬式でした。

お盆に夫婦で来てた時にAちゃんのお母さんの具合が良くないとは聞いて、母親が「一度はお見舞いに行きたい」と言っており、先週の土曜日に父親とお見舞いに行った際に
「かなり悪そうだったけどベッドから起き上がって薬を飲んでたし、少しはしゃべってきたよ」
と言ってたんですが、そんなに長くはなさそうな口調ではありました。

でも……

両親が帰った夜に容体が急変して、翌朝帰らぬ人となってしまいました。

朝一で電話が掛かってきて、茫然でしたよ。

そんな訳で、どうせ失業中なんだから、と両親と共にお葬式にでることになりました。
(荷物に関しては京都旅行の時と同じ荷物+1泊分の着替えを追加+タオル類と歯磨き歯ブラシ(弟の家に泊まる前提で)+喪服・黒バッグ・黒のパンプスだったので、そんな極端にあれもこれもと詰め込むことにはならなかったのですが、大バッグ1個分は増えましたね~。車でなかったら大変です)

お昼ご飯をモスで食べて終えた後、迎えに来た両親と共に高速で愛知に入りました。

弟の家に着いたら、お母様の御遺体は弟の家に運ばれていていました。
(同居はしてなく、駅3つ離れた場所に家があったのだが、一時退院した時に介護するために弟のとこにいた流れでこっちに運んだらしい。向こうの家は狭いので)

お母様のお顔は本当にきれいで、でも切なかったな~。
娘の結婚式の時は、誰よりも張り切って自分の兄弟と楽しそうにしてたのを覚えてるから……。

諸処の都合で喪主は娘婿の弟になっており(お父様はすべてを子供に丸投げ状態で(足腰弱ってきてたのもある)同居していた独身の妹のNちゃんはお姉ちゃんにべったり状態、お姉ちゃんのAちゃんは旦那を表に立たせて裏で自分が首根っこをつかんでるタイプだから、弟が喪主をした方がスムーズにいく状況だったんだろうねえ。弟も今年は葬式の世話役と父親のサポートをやったから多少手順が解ってるし)、とにかく大変そうでした。葬式当日なんてヘロヘロだったし。
Aちゃんも弟をサポートしてぱたぱたして、結構明るく人と接してたので、それなりに大丈夫かな……と思ってたんですが、手伝いに来てくれてた叔母さんが帰って、ようやく遺体のそばに腰を落ち着かせられる状態になった途端……

そりゃ、そうだよね。
もう助からないと判ってても、こんなに早く逝くとは思わなかったもの……。

基本、私のAちゃんに対する印象は、明るくて元気でハキハキしてる。
(かわいい子ではあるが、しおらしいタイプではない。弟の先輩が仕事の引き継ぎの際に「お前の嫁さん、キッツイな~」と言わしめた)
でもそれは、お母さん譲りの元々の性格もあるけど(そっくりの母子だった。妹Nちゃんも顔はお母さん似)そうならざなるを得ない部分もあったようです。
どこの家庭でもそうだけど、いろいろと問題はあるもんだ。
Aちゃんはそれを明るさで乗り越えて来たんだけど、緊張が途切れてそのタガが外れちゃたんだね。
身内を亡くした際には、どうしても精神的に落ち着くまでに時間がいるから、こればっかりはどうしょうもないです。
(私みたいな薄情者は例外。1分泣いたら大体落ち着く。但し死んだこと本当に認識するまで半年ほど掛かるけど)
本当に時が経つこと以外、解決策がないもんね。

葬儀そのものはお母様が生前から家族葬を希望されていたので、本当の身内だけ20人ほどの小さい式になりました。
(近所の人がどっと来る田舎の葬式しか知らない人間には少し淋しかったけど)

葬式の翌日、岐阜の方を回って帰りました。
親が見舞いに行った帰りは紅葉は早かったみたいだけど、お葬式の帰りの際には結構、紅葉が始まっていてキレイでした。

早く、AちゃんもNちゃんもお父様も、心穏やかになれるといいなあ。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

<よもや話>
6月に祖母の普通の御近所さんや親族の会社関係が出席する葬式をやり、今回お母様は家族葬での葬儀だったのですが、実のとこ、お値段はそんなに変わんなかった。弟の傍で金額見積もりを見てた姉がここにいた。(田舎・都会の相場の違いはあるにしても)
むしろ田舎の方が香典が多い分、お金掛かんないかも……でも、田舎だと自分が出席する際の香典の金額が年間バカにならないからね~。

弟の結婚1年目くらいに嫁さんの実家も宗派は同じ真宗大谷派だとは聞いていたのですが、Aちゃんの両親はどっちも東北出身の人で普段お寺さんとは付き合いがなさそうな感じでした。
で、今回『お骨納め(本願寺への分骨)』はどうするんだろう、と余計なこととは言え両親は気にしてました(火葬するまでに決めておかないと、法律上、後から分骨は出来ないので)
とは言っても分骨嫌う人もいるし、これから先の法事とかで地元のお寺さんとの付き合いも出てくるだろうし、まあ、もしもの時はうちの寺の方へ相談してもいいぞ、と弟に言っていたんですが、

Aちゃん達ご家族側は
東本願寺への分骨は故人であるお母様が希望していた
 (どうやらお母さんの実家がお東だったらしい。お父さんは親類の付き合いがあまりなかったみたい)
・どうせ、婿さんの実家はお東の門徒
・婿さんの実家の寺から頼めないか?(基本、分骨は寺を通して申請する)

父が大急ぎでお寺さんに連絡したのは言うまでもありません。

それにしても、やっぱ地域の風習の違いはそれなりにありましたね~。
(精進料理出さないのは知ってたけど、お骨拾いは二人同時に箸でつまむ、とか)

後は、せっかく行ったのに、エビフライを食べそこなったな~と。
(弟が来るときにはデッカイエビを出す店に連れてってやるって言ってたんですが、今回はそんなヒマは当然なかったので)
次はいつ行けるかな。
いつか、普通に遊びに行けた時に食べさせてもらうぞっと!