薄荷さんのよもやまブログ

ツエーゲン金沢のサポーターで近年はジャ〇-ズにもハマってるくせに、メインは食い物記事ばかりと言われているヲタク人間のブログです

人は城、人は石垣

今日は水曜日!
ワーナーマイカルシネマズ御経塚のレディースデーだったので、ちょっと気になっていた
のぼうの城』を見てきました。
7月ぐらいにラジオで紹介されていた時はそんなに興味はなかったんですが、「世界ふしぎ発見」で紹介されてたの見たら気になったので。
↓映画看板を撮った写真

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感想としては「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」という武田信玄の言葉が始終頭を巡ってました。
世の中、どんなに合理化を図っても人海戦術が一番モノを言うからな~(コストが掛かるけどね)
それと人望だよね~。
話に関しては「もうちょっとひねりが欲しかったような……」
まあ、史実を元にしてる話だから、そう奇想天外にはできなかったんだろうし、こーゆー出来事は事実が一番突拍子もなかったりするからな~(事実に勝る小説は無し)

キャスティングは良かったですよ。
野村萬斎さんののぼう様のバカ殿ぶりが板についてるだけに(その分、いざの時のシーンは凄味がある)
佐藤浩市さんのかっこよさが引き立つーー♥
ぐっさんも中々の役者ぶりだし、榮倉奈々さんの甲斐姫も勇ましくて良かったし、成宮寛貴の靭負もいい味出してたし。
ただ、上地雄輔さんの石田三成だけは違和感があったな~。
元々おバカキャラで売り出して、結構武将姿が決まってるだけに、策士策に溺れる系の役は合ってないなぁ
(私が今までみた三成は小物系悪役キャラばっかだったので)
前に大河ドラマでやった小早川秀秋みたいなタイプや猪突猛進系なら適役だと思う。
(今回は三成もそんな悪役に見せないって方針だったのもあるんだろうけど)
あと安住さんのナレーションも正直……(声がこもっちゃうのでね)

ただ、2時間半の上演を飽きることなく観てられる話ではありました。
そして、最後の総括として
「こいつらみんな馬鹿だ!!」
これに尽きると思います。
500人の軍勢で2万にケンカ売るなよ……。
ついでに、甲斐姫、さっさと靭負に乗り換えればよかったのにーー!!
(靭負もな~、時代の流れとは言え……手を出せばよかったのに←オバサン・汗)