薄荷さんのよもやまブログ

ツエーゲン金沢のサポーターで近年はジャ〇-ズにもハマってるくせに、メインは食い物記事ばかりと言われているヲタク人間のブログです

理系人間の屁理屈

先週、ジブリ作品で一番好きな『紅の豚』が放映されたので、ウィキペディアでの『紅の豚』が見たくなり検索をかけたのですが、その時にジブリ作品にも都市伝説があるんだと知り、いくつかサイトを回りました。

『トトロ』は『残酷なグリム童話』と混ぜ込んでいるなとか、『ラピュタ』はラストが小説とごっちゃになっている、あるいは本当はそのシーンが絵コンテもしくは撮影までいったのに時間内に納めるためにカットされたのかもとか、いろいろ興味深く適当に見ていたのですが……『魔女の宅急便』に関しては「それはねえだろう!」と思ってしまいました。

以下、都市伝説系サイトの文章を載せます。

魔女の宅急便は実はヤマト運輸と深いかかわりがある。
宅急便という言葉はヤマト運輸登録商標なのですが、誰もそれに気付かず、ヤマト運輸から忠告が来たときにはすでに映画に修正をかけるのは不可能だった。
そこで両者が話し合いヤマト運輸が筆頭スポンサーになり、魔女の宅急便を自由に使える権利を得た」

……………………(汗)
※以下の文章は、この噂自体に対して私の個人的な意見で、個人のサイトを非難している訳ではありません。

まず、「宅急便という言葉はヤマト運輸登録商標なのですが、誰もそれに気付かず、ヤマト運輸から忠告が来たときにはすでに映画に修正をかけるのは不可能だった」

ヤマト運輸から忠告が来たときって何時?
作品中に宅急便と言う台詞は出てこないし、タイトルとスタッフロールの文章を直すだけならフィルムが映画館に配給される前だったらいくらでも直せると思うが?
(その為に試写会もあるわけだし、注:それで音楽を直した作品もあったよね)
ポスターやパンフレットに関しては最悪1週間あれば回収して直せると思うが?
(元印刷屋の意見……損害に関しては想像したくないが)
グッズ関連もしかり。当時はグッズ系はアニメショップ系にしかまだ無かったから回収は可能だと思うし。

そもそも、ヤマト運輸は製作発表の段階でスポンサーに入ってなかったか?

あと、「宅急便という言葉はヤマト運輸登録商標で、誰もそれに気付かなかった」

そもそも『魔女の宅急便』は原作があり、ジブリ作品に元々徳間書店(出版社)と電通(広告代理店)が拘わってて、さらにこの『魔女の宅急便』から日本テレビ(TV局)も参入してんのよ。著作権等に一番敏感な業種が3社もいて、誰も登録商標の代名詞的な「ヤマト運輸の宅急便」を知らなかったら、ヤマトが激怒する前に3社の上層部が激怒すると思うが(汗)

と、いろいろ突っ込んでみました。すっきり♪

<余談>
実はもう一つ、私は超有名な『○ミズ○ーガー』の都市伝説も信じてません。
あれは知ったタイミングが悪かったんです。
この話を知る前に、和田慎二さんの『スケバン刑事』での○ミズハンバーグの話を単行本で読んでしまったので、この都市伝説が二番煎じの作り話みたいに思っちゃたんです。
もう少し大人になった時に知れば、連載と噂の時間差の関係とかも考慮に入れて考えられたんですけどね。田舎だから噂知るの遅かったし。そもそも○ックなんて無かったし。
(当時中学生だったので、その当時の感覚がいまだに残ってしまって)

これらの都市伝説ってどこから出るんだろう?