ベッタベタなおのぼりさん

金曜日から両親と共に、２泊３日で愛知の弟夫婦のとこに遊びに行ってきました。
元々は母親が弟の顔が見たいな～とぽそっと言ったら、父親がさっさと計画を立てて弟に連絡をして行くことが決まってしまった。
あの親父は、こっちがちろっと言い出したらこれ口実とばかりに実行に移す（汗）
あまつさえ、「行きなら思いっきりおのぼりさんがしたい！」と言い出したヤツがここにおりまして……。
だって、弟が愛知へ行って２０数年、過去4回弟のとこへ行ったのに冠婚葬祭でしか行ったことがなく一度もまともに観光したことがなかったから。
（一度東京に行った帰りに寄ったことも有るけど、夕方に付いて翌早朝に先に来ていた親と帰っただけ）

とにもかくにも、金曜日に両親と共に七尾を出発。
行きにお土産の海産物を買うために色々回ったので、金沢に着いたのがすでに１２時になり、本当は尼御前ＳＡで海鮮丼を食べたかったけど、そこまで私のお腹が持たない！と徳光ＰＡでお昼を食べることになりました。
（甘えびを買い込んだ金沢漁港の食堂は人が並んでて諦めた）
冬になると徳光ＰＡでカキフライ定食を売っていたことがあったので、今年はあるのかな？と思ってみたところ、カキフライ丼がありました。

親がお金を出したので値段は忘れましたが（５８０円か６８０円）美味しかった！
牡蠣が大きいので県内産ではないですが（能登の真牡蠣は小さい）お値段の割にお得です。
徳光ＰＡでは隣接する車遊館の方で海鮮物を扱ってＰＡの上り下りは生もの系は食べられないけど、麺類も美味しいし、私はここのＰＡが好きです。

徳光を出た後は北陸自動車道から名古屋へ向かって、夕方に勤務を終えた弟夫婦と合流。
その日の夜はお土産の海鮮を食べまくって就寝。
（個人的に香箱カニを買ったのですが（ズワイカニは高くて手が出せなかった）、嫁さんがまあキレイに食べてた。そんなにカニ好きだったのか。わたしは香箱カニは内子を食べて身は半分くらいは残すからね。メンドくさいのよ）

翌土曜日は私のリクエストで、名古屋城→テレビ塔→熱田神宮コースというおのぼりさんツアーへ。
行くと言ったら、弟も嫁さんも『ふーん、行くの？』って感じでしたがね（苦笑）
そりゃあ、地元の人ならわざわざ行くとこじゃないよね。
でも、一度も名古屋観光したことのない私は行ってみたかったんだもの！

という訳で最初は名古屋城！
青空に美しく映えておりました！

中にはしゃちほこの原寸模型も展示されており、大きさにビックリ！
デカかった！

ついつい刀の写真も「長船」

今、本丸を新しく立て直している最中で完成した部分が公開されていて中が見学できます。

写真には撮らなかったけど、名古屋城は石垣がきれいでスゴイ～！観に行ってヨカッタ～！

名古屋城の次はテレビ塔へ。
とにかくベタな観光ということでネットに出てたのでリクエストしたのですが……思ったより小さかった。
ただ、エレベーターはガラス張りで結構怖かった（それが楽しい）

そして次の熱田神宮へ向かったのですが、丁度１２時も過ぎたので、お参り前にの熱田神宮前のお店でお昼ご飯を食べました。
お寿司屋さんだったのですが、名古屋名物ひつまぶしもメニューがあり五人ともひつまぶしを注文。
（弟は家の近くのお店で食べることも考えたらしいのですが、予約が取れなかったらしい）

一杯目はそのまま、２杯目は薬味を乗せて、３杯目はお茶漬けにして食べるということで実践してみましたが、私は薬味を乗せて食べるのが一番好みだった。
しかし、弟の奢りだったのですが……１人前２７００円（汗）ありがたく、ごっつぁんです！

お腹も膨れた後、熱田神宮にお参り。

おーきな神社だった～～！でも気持ちのいい神社だった（火属性の私はここと相性がいいらしい）
こーんだけ立派な神社なら正月はさぞや混むんだろうね～と弟夫婦に聞いたら「人が多すぎて動けない」と言われた。そりゃそうだ（汗）

３つのベタな観光が終わった後は一旦弟の家に帰り、少し休んで夕食を食べにまた出掛けました。
とにかく愛知に来たらでっかいエビフライを食べさせてやる、と何かにつけて言っていたので、素直に甘えてカツ屋さんで特大エビフライ定食（１本）を頼みました。

両親が１本ずつ自分の分のエビフライをくれたのでわかり辛いですが、大きいというより太い！
弾力があって噛み切るのが大変。なので一口に切るためのハサミが付いてます。
でも弟と嫁さんびは『前はもっと大きかった。これが大きいと思われるのは不本意！もう１回食べに来て』と言われてしまった。これでも十分だよ～。タルタルソースも美味しかったし、何よりこのエビフライ高いよ。1本でも１８００円もするんだよ！これも弟のおごりだったのよ（汗）

そしてやっぱりのケーキも買ってもらいました。弟夫婦ご贔屓の『シンシア』というお店。
前にもこのケーキを買ってもらったけど、クリームもスポンジも美味しーよー！
おまけで買ってもらったフィナンシェも美味しかった。

翌日は朝ご飯に嫁さん大好物のいなり寿司を作ってから、七尾への帰宅となりました。
本当に今回は弟に奢ってもらいまくりだった。
名古屋城でかった自分用の土産まで買ってもらう始末（汗）
夫婦ともバリバリに稼いでるとは言え……姉貴ももう少し頑張らねばね。

そして帰りのお昼ご飯は、尼御前で念願の海鮮丼！

１２００円の荒磯丼を、と思ったら父親が一番高い海鮮丼ＳＰ（１７００円）を頼んだのでいいの？と思ってたら、帰りがけに弟から１万円貰ったらしく……つまりはこいつも弟のおごりなのね。
ありがとねー！楽しかったし美味しかったよ。

とにかく、弟に世話になりっぱなしの旅行でした。嫁さんも舅姑だけでなく小姑まで来たのだから大変だったろうに……お正月は夫婦水入らずでゆっくりしてね。

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

弟のとこに『銀の匙』の単行本が揃っていて、前から茶々さんがあんた好みだからと奨めてくれてたので、ためしに読んでみたら……見事に一気読みしました。
タマコさんが一番好き。単行本揃えそうでコワイよ～～。
それと「信長のシェフ」も読んできた。これも面白い。
元々戦国時代で一番好きなのは信長の正室濃姫なのですが、この本はモロ好み～～。
しかし、イケメン、美少年、美オッサン、渋目も若衆もマッチョも狸も猿もいる男なんて選り取りみどり世界なのに、何で一番のご贔屓が女なんだろう……我ながら不思議だ。