空青く水も青く澄み渡り - 薄荷さんのよもやまブログ

２月７日に横浜・鶴見の叔父さん（父の妹の連れ合い）の訃報を受けました。
なので１０日の葬儀（火葬場の空きの関係）に出席するために、９日に実家を出発し愛知の弟のとこへ行き、そこから東海道周りに向かうと言う段取りになりました。
なので、さすがに浮かれた観光気分での旅行という気分にはならず、事前にネットで調べたのは「途中のＳＡで喪服に着替えることは出来るのか？」ということぐらい。
（親からは愛知から喪服で出発してそのまま葬儀に参列しろと言われたが、スカートは冷えるし、しわになるし、パンプスはギリギリまで履きたくなかったのでそこだけはチェックした）

それでも、なんの楽しみもないのもさみしいと思い、
「静岡を横断するのなら、せめて道中に富士山を拝みたい」
そんな思いで出発しました。

愛知に着けば弟夫婦が歓迎してくれましたが、２ヶ月前に「これでもう来ることはないだろうな～」ということで散々世話になったばかりだってのにね。

夕飯にエビフライとプリンをごちそうになり、翌朝弟の車で横浜へ出発。
但し弟の嫁さんは仕事の都合で御留守番。

そして道中、新東名高速に入って暫くして「富士山見える？」と聞いた私に両親と弟がビックリ顔！
誰も富士山なんて思ってもみなかったらしい。（普通そうだよね～、お葬式に行くんだし）

しかし、いざ富士山が見えてくるとみんな大興奮！
雲一つない青空に富士山は美しく映えておりました！
弟が嫁さんに「富士山見える！」と写真を送ったら「ちぇ、よかったね」と帰ってきたらしい（笑）
（弟夫婦は出張で新幹線に乗る機会が多いのですが富士山って年に２・３回ほどしか見れないとか）
ただ、新東名のＳＡは富士山があんまり見えないんだよね。道中キレイに見えてるのに～～！！

しかし、そんな思いも神奈川へ入る頃には（私は足柄ＳＡで喪服に着替えました）しんみりムード。
小さい頃に可愛がってもらった叔父さんだけにさみしい。
叔母さんも背は小さくてもふと……もとい、ふくよかで大きな印象があったのに、骨折で入院して痩せたのも相まって小さくなっていた。
叔父さんはもっと小さくなったけど……。
（葬式は火葬場での身内のみの直葬でした。田舎者には驚きだけど、こういう形も有りだと思う）

葬儀のあとは横浜戸塚の叔父さん（父の弟）の家で１泊しました。
１５年ほど前におじゃました時にはミンクという人懐っこいマルチーズの雑種（愛想よしでうれション犬だった）がいたけど、今はダックス２匹になっていた。