ダムとお城と少しの心残り（食い物系で）
今回の３連休、初日はツエーゲンのナイトゲームを観に行き、１５・１６日は両親と長野県への１泊２日の旅行を計画してました
１５日は「黒部ダム」へ、１６日は「松本城」へとターゲットを絞ってのドライブ旅です。
切っ掛けは今月初め、何気に地元の道の駅案内地図を見ていた時に
「黒四ダムに行きたいんだったら、お前がいつ行きたいのか決めないとダメだぞ（両親は万年日曜日の年金族）いっそのこと、お前が旅行計画を立てて見ろ」
と言われたからです。
私が何年も『黒部ダム』を見に行きたいと言い続けてたのですが、自分から動こうとしてなかったので、父親が発破をかけたのでした。
でも、行くとなれば『どうせなら１泊して松本まで足を延ばすか』とも言っていたので、動けるとすれば今月中しかない？
（来月は会社関係で休日がつぶれる可能性があるため動けないし１５日以降は観光放水が止まるので）
２２・２３日の連休はお彼岸でおはぎ作りしたかったので、９月１５・１６日予定に大急ぎで計画をまとめ上げました。
予算は、両親の金婚式お祝い用に貯めていたお金が２万円残っていたこと、外食用の予算が８月の弟夫婦の帰省で使わずその他で１万円残っていたこと（これ幸いと弟にたかるからね～・汗）、４月から貯めていた予備費と言う名のへそくりが４万円あったことが幸いしまして、金銭面もなんとかクリアしました。
（４月の金婚式の日は母親の体調が回復し始めたばかりで、お泊りはおろか外食すら行ける様子ではなっかたので花束とケーキでお祝いし、残りはＧＷに服を買うのに使ったのですが（オイ）それでも２万円残っていた）
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１５日、父親は６時か７時頃に出たかったらしいのですが、なんやかんやで七尾を出発したのは午前８時過ぎ。
（運転手はもうすぐ８０歳の父親なのがなんなのですが）
富山県小杉インターから北陸自動車道に乗り、糸魚川インターから国道１４８号線に乗り換えて南下し、長野県大町市へ。
高速はすいていたのに１４８号線は白馬に出るまで混んでいた（ルートがここしかないから）
白馬の道の駅に着いたのは１１半頃になったので、ここで持参したいなり寿司でお昼ご飯を食べ、大町でアルペンラインへ入り扇沢駅に着いたのは１２時過ぎくらいでした。
やはり連休中なので駐車場は混んでおり、下の駐車場に案内されたのですが、杖を突いた母親と、もたもたと支度をしている８０近い父親の姿を見て、駐車場係の人が１０分登った先にある扇沢駅にたどり着けるか心配してくれ
「上の駐車場に止められるように案内しますか？」
と声を掛けてくれました。
その言葉を聞いて、両親は一も二もなく、有り難く提案を受けました。
本当に助かったです。ありがとうございます。
扇沢駅に着いた後は、５分もしないうちに電気バスに乗ることが出来（しかも座れた・往復２５８０円）、１６分後黒部ダム駅に到着。
本当ならその後は２００段の階段を上って展望広場に向かうのですが、そこまで体力のない両親と根性なしの私は６０段の階段を降りてダムえん堤の方へ向かいました。
めちゃくちゃ観光客はいましたけど
黒部ダムの、この放水が長年見たかったんだーー！！
よく、運が良ければ放水に虹が掛かるのが見えると聞きますが、これは角度的に午前中でないと無理みたいです。
それでも
川に掛かる放水での虹や、
反対側から微かにかかる虹が見えました。
湖面そのものは穏やか。
えん堤を見て廻った後は、少しレストハウス周辺で休んで（レストラン自体は激混み、先にお弁当を食べておいてよかったです。現地ではとてもお弁当を広げる場所がない＆人の目にだらけ）バスに乗って扇沢駅に帰りました。
お土産屋も激混みでしたが、やっぱり現地で記念の品が買いたかったのでちょこちょことお買い物もしました。
（父親にお土産代を出してもらいましたけど）
２時頃に扇沢駅を出て南下し、次の目的地である安曇野の『大王わさび農場』へ向かいました。
両親が以前行ったことがあり、おそばが美味しかったと言っていたので行ってみたのですが、
感想は「ま～、そんなもんかな？」
せっかくのわさび畑は栽培の関係で一面黒の寒冷紗が掛けられているので、広くて散歩コース向きではあるけど、この時期は観光用の見学向きとは言えないかも（横に乗合ボートがあるので、楽しむのはそっちの方が良さ気ではある）
でも、お土産売り場はわさび絡みばかりとは言え見てて楽しいです。人だらけだけどね。
（人が多すぎてソフトクリームが買えなかった。ここで母親がわさびおやぎを買ってくれました。美味しかったです）
大王わさび農場を後にしてからは、宿泊先の松本へ向かいました。
予約したのは「ホテルトレンド松本」素泊まり３人１室で１８９００円也。
松本駅から徒歩５分ほどのビジネスホテルです。
とにかく「予算３人で２万円内」「ベッドの部屋」でターゲットを絞り、検索・予約できたのがここでした。
（１０日まえから探して、連休中でこの条件でよく予約が取れたもんです）
上の条件だったので、多少のことは覚悟していたのですが中々快適なホテルでした。
１台はエキストラベッドなのでどうしてもスペースがギチギチでしたがそれだった想定内だし、午後５時半頃にチェックインできたので先着順の無料駐車場にも止められたし♪（少し歩くけど）
素泊まりプランなので、いつも夕飯時間の早い両親は荷物を置いてさっそく外へ食べに行こうとなったのですが、ここで問題が発生。
歩き回ってくたびれた母親が
「外に歩いて食べに行きたくない。近くの蕎麦屋に入りたい」
と言い出したのでした。
えーー、夕ご飯は松本駅にある「松本からあげセンター」で唐揚げか山賊焼きの定食が食べたかったのにー！
（帰りには駅中にあるパン屋でパンを買いたかったのに、あわよくばケーキも買おうと思ってたのに）
慌ててホテルフロントにある街中ガイドを見て蕎麦屋を探す羽目になりました。
幸いにもホテル近くの女鳥羽橋側に蕎麦屋があり、そこで夕食を取ったのですがこれが当たりでした！
蕎麦が本当においしかった。
私は蕎麦なら温かい掛け蕎麦が好きなのですが、ここのは麺が細くて掛けの汁の中では掬いにくく食べにくかったんです。
でも、父親が頼んだざる蕎麦や母親の頼んだぶっかけ系の冷たい蕎麦なら掬いやすい塊になって、しかものど越しがとてもいい！
これなら、みんなざるやもりの冷たい蕎麦を食べる訳だ！
（私は立ち食い系の蕎麦の太さしか知らなかったから。あれの手打ち系は冷めると食べにくいんだわ）
しかも天ぷらも美味しかった。特にマイタケの天ぷらはさくさくして絶品。
お店の名前は忘れたけど、どちらかと言えば昼は蕎麦屋、夜は蕎麦も出すけど一品飲み屋みたいなお店（お酒も種類が多かったから）でしたが、お蕎麦は本当に美味しかったです。
夕食後は順番にシャワーを浴びてテレビを見ながらベッドでゴロゴロしてました。
時間が早い上にどうしてもホテルではすんなり寝れないのですが、ここで体を休めておかないと明日に響くのはイヤ程経験していたので。
幸い１０時頃にはウトウト寝入ることができ、その後はのどが渇いて眼が覚める→水を飲んで３０分ほどで寝入る→これを1、2時間ごとに繰り返して翌朝を迎えました。
幸い目を瞑るだけでも体が休まったのか、翌朝はそれほど疲れは残らなかったです。
ただ……両親は朝の５時頃から起きるので、その後が眠れなかったけど（怒）
（特に父親の声は大きくて響くから、隣の宿泊のお客さん迷惑でなかったろうか）
朝ごはんは、当初の計画では７時頃に駅近くの松屋（私はモスのモーニング）にするつもりだったのに、母親が朝になってもホテルから出て食べに行きたくない～の状態で３軒先のコンビニに行くのも嫌がったため、ホテルフロントにお願いして追加料金を払ってホテルの朝食メニューになりました。
一人８００円追加だったけど、正直メニューが少なくてちょっと不満だったな。でも母親の足代代わりと思いきることにしました。
（両親はそんなもんだと思ってたみたいですが）
朝食後は、チャックアクト前に市内の四柱神社で御朱印を頂いてから、松本城へ向かいました。
お天気は曇り空でしたが国宝の城はちがう～～～！
３６０度絵になる～～！！
天守閣に登るのは有料エリアに入らないといけないのですが、煙となんとかは高いところに上るとばかりに上ってきました。
ただ、前日の黒部ダムの階段上り下りで少し膝が怪しくなったので用心に杖を持っていたのですが、そのせいで係の人に凄く気を付けてもらうことになり、ちょっと申し訳なかったです。
もっとも私は階段を下りるのが苦手なので、少々気まずくてもいろいろ譲ってもらえて助かりました。
なにせ松本城の階段がうわさ以上に急だったから。
更には地上に降りた頃には早くも膝がガクガクになり、帰り道では冗談抜きで杖が必用になってました。（両親はさすがに上らなかったです）
城を見終われば、もう昼食まで予定が無いので土産物屋のそばでまったりーと時間をつぶしました。
昼食は松本城の真横の蕎麦屋さん「そば庄」へ。
１１時頃に開店と以前来たことのある両親は思っていたのですが、１０時４５分ごろにはもう回転していたので早めにお昼を頂きました。
３人とも「天ざるそば」
両親は夕べ食べた蕎麦屋での感動が強かったのでイマイチ感動が薄かったようですが、ここの蕎麦も美味しかったですよ。
（入口には松本山雅ＦＣのポスターがありました。地元ならそうでなくちゃね♪）
お昼を食べた後は、一路七尾へ帰宅……ではあるけど、私のリクエストで長野義自動車道→上信越道→北陸自動車道のＳＡ・ＰＡを寄りまくりをしました。こうゆう場所での立ち寄りは女の楽しみです！
お土産を買ってなかったのでＳＡで買いたかったし。
父親は松本から岐阜周りの国道へ行く道で帰りたがったようでしたが、私が高速代を出したのでＯＫしてくれました。
でも、一番最初に寄った梓川ＳＡがすごくよかったので、他のＰＡがしょぼく見えてしまったのは否めなかったです。
おまけに、屋台系の食べ物があることを期待していたのに全然売ってない！
両親に牛串食べさせたかったのにーー！！（ここ数年東名高速に年１度乗っていたので、そこを基準にしていたから）
結局買い食いは、北陸自動車道、有磯海のフードコートのフランクフルトと（作りたてで美味しかったけど）呉羽のどんど焼きの２点になりました。
どんど焼きを見て父親は「ぼったくりじゃないか（白エビ入り２５０円）」と言い出しましたが、私はこのぼったくり感のあるジャンクな食べ物をＳＡで買い食いしたかったんだよー！
その後は小杉で片側交通規制から渋滞に巻き込まれそうになりましたが、直前でインターを降りることが出来たので多少のラッシュには当たっても順調に七尾へ帰宅となりました。
何故か長野市から雨降りになったのにＳＡに寄った時は降られなかったという、奇妙な運にも恵まれた今回の旅行でした。
急遽決めた旅行だったので、多少の問題は有りましたが楽しかったです。
父親は「次は伊勢だ！イセエビ食うぞ！」と言っておりますが、軍資金の問題があるんだけど……。
へそくり貯めなくちゃね。
★☆ おまけ ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
＜今回の反省点と心残り＞
・予算的の問題で素泊まりにしたが、母親の体力では２食にしないとダメだと判明した
・安曇野では当初、穂高神社も行くつもりだったが、私がくたびれて寄ると言い出せなかった
・ＳＡ、ＰＡめぐりは行く場所を絞ること。欲張って全部回ろうとしても私の体力が持たない
・せっかく長野県に行ったのに温泉に入れなかった（３人では和室しか残ってなかったので）
・１日１個ソフトクリークを食べるつもりだったのに、車内でジュースを飲みすぎて甘い物に手が出なかったこと
（ここ数年、暑さで疲れるとジュースに手を出してしまうから）
・体重はもちろん増加、但し想定内の２キロ増で２日で１キロ落とした。また暫く節制の日々です。
次の旅行に生かせるといいな。
それにしても、急遽決めた旅行だったので、何時もの「旅行に託けて」の服だのカバンだのを買い物をせず手持ちだけで間に合わせたのですが、これで十分だった。
ＧＷや夏のバーゲンで買った分があったからね。
