薄荷さんのよもやまブログ

ツエーゲン金沢のサポーターで近年はジャ〇-ズにもハマってるくせに、メインは食い物記事ばかりと言われているヲタク人間のブログです

いちじくと時の記念日

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本日、メイプルハウスの『まるごといちじくロール』買って食べました。
美味しかった(^^)
上の写真は半分カットした物。半分は茶々さんの好意に甘えて引き取ってもらいました。
一人じゃ食べきれないからね。
家に来てもらって少し話したんですが、はっきり言って散らかってました(汗)
ネット上のこととかも色々ごめんね~。
その上「飲み物ぐらい出すべきだったんじゃ?」
と気が付いたのは茶々さん帰ってから一時間後でした。
本当にゴメン。

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テレビで今日は時の記念日だと知って、ふと思い出した本があります。
小学校一年くらいに読んだ本ですが、戦前か昭和二、三十年位の話だったかなあ?

ある少年の住む村に、雪が降る頃に必ず訪れる時計の修理屋さんがいました。
その人はいつも大地主の家にやっかいになり、二、三個の時計の修理はお礼として料金は取っていませんでした。
ところがある年、大地主の時計の修理を七個も頼まれ、
「せめて半分の料金は頂きたいです」
と願い出ましたが、それを聞いた大地主は
「いつも世話になるくせに手土産一つ持ってこない者が何を言う」
と怒って修理屋を追い出してしまいました。
行く当てのなくなった修理屋は一夜の宿を村人に請いましたが、皆、大地主を恐れ修理屋を泊めてあげることはしませんでした。
そこで少年は修理屋を泊めてあげるように両親に頼み、本当は修理屋を気の毒に思っていた両親はこっそりと泊めてあげ、翌日、修理屋は無事に村を去っていきました。
その後、しばらくして大地主の家に立て続けに不幸が起こります。
(長男の賭け事が原因で山の一つを手放し、それを苦に病んだ奥さんが自殺、その通夜に大地主が卒中で倒れる)
ここは、『旅人は親切にすべき』との昔からの言い伝えがあった村でした。
翌年の春に少年の元に宛名の無い文房具が届いたのですが、修理屋は二度と村に姿を見せることはありませんでした。

そんな話です。題名も覚えていないんですけどね。私には珍しく食べ物がらみ以外で覚えていた話です。
(大抵、食べ物がらみの話でないと覚えていないんですよ。『いやいや園』とかモロ食べ物関係しか覚えてないもんな~)